ポゼッションとは
計算方法
こんにちは。清水太一です。
BリーグやNBAの解説で「ポゼッション」という言葉を聞いたことはありませんか?
なんとなく意味を理解している人も今回の記事で詳しい意味を知りましょう!
実は私は卒論でスタッツに関する研究(いま思えばかなりヘナチョコ)をしていました。
その際に勉強したのは英語もわからないのにAmazonで取り寄せたこの本です。
バスケットボール統計の第一人者とも言われるディーン・オリバーさんが書いたものです。
バスケットボールコーチをするなら「Basketball on Paper」を知っておくと知識が深まるかなと思います。
2005年位発売されたものですが今もNBAの公式スタッツの分類に活用されています。
ポゼッションとは
よく解説等で使われているポゼッションは1回の攻撃のことを指すことが多いですが実際のスタッツ上での意味は少し異なります。
一方のチームがボールコントロールが得てからボールコントロールが相手へ移るまでのことを言う。
よく勘違いされている点はオフェンスがシュートを放ったごとにポゼッションを1回だと思っていることです。
何回オフェンスをしたかは関係がなく、オフェンスリバウンドを取った際はボールコントロールは変わっていないので「2プレーではありますが1ポゼッション 」です。
ポゼッションの計算方法
実際に試合を見て数える方法が一番確実です。
しかし時間の都合上難しいので、ボックススコアから導くことができます。
計算式は
詳しく説明するととても長いのでさらっといきましょう。
用語の説明
POSS=ポゼッション
FGA=フィールドゴール試投数(2Pと3Pを打った本数)
FTA=フリースロー試投数(フリースローを打った本数)
OR=オフェンスリバウンド
TOV=ターンオーバー
わかりやすくすると
オフェンスリバウンドを引く理由
オフェンスリバウンドは相手にボールのコントロールが移行していないのでポゼッションは1回です。
しかしオフェンスリバウンドの回数を引かないと2回になってしますので引きます。
ターンオーバーを足す理由
ターンオーバはオフェンスからディフェンスへ必ず移行されるので1回として足します。
なぜフリースローに0.44掛けるのか
これはフリースローの後にポゼッションが変わる確率を指しています。
カテゴリーやルールなどによって数値は変わるのですが0.44かけるとおおよその値が出せると言われています。
複雑すぎるので割愛します!
まとめ
今回はポゼッションについてまとめていきました。
選手ももちろん学べば競技力の向上になると思いますが、特にバスケットボールコーチとして深みを出していくにはスタッツを少しでも扱えるとレベルが上がるのではないかと思います。
最後まで見ていただきありがとうございました。
コメント
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