【マンツーマンディフェンス】パックラインディフェンスとは?

コーチ

こんにちは。
清水太一です。

今回はパックラインディフェンスについて解説していこうと思います。

この記事を読むと
①パックラインディフェンスの概要がわかる
②コーチやプレイヤーがすぐ実践できるポイントがわかる

パックラインディフェンスとはワシントン州立大学のディックベネットさんが編み出したもので、現在、ミシガン州立大学のトム・イゾーなど多くのコーチが一般的に使用をしているようです。

パックラインディフェンスとは

パックラインディフェンスは、マンツーマンディフェンスのバリエーションの1つです。

よく一般的に使用されるマンツーマンとの最大の違いは、オフボールのディフェンダーがプレーヤーにプレッシャーをかけてパスをディナイするのではなく、ボールを守っているプレーヤーを除く全員が、3pより内側にあるパックラインの内側にいることです。

常に1人のディフェンダーがボールを持つプレーヤーにプレッシャーをかけ、4人のディフェンダーがギャップ/ヘルプポジションにいる必要があります。

例外としてはオフェンスがドリブルを止めた場合、パックラインよりも外に出てディナイをすることができます。

このデイフェンスの前提としてはパックライン内に4人のディフェンスを置くことでドライブやインサイドの得点を減らします

ボールがペリメーター付近からキックアウトされた場合

ボールマンのディフェンスは手を高くあげてクローズアウトをして、気持ちよくショットを打たせないこと+ボールにプレッシャーを与え、その間に元のボールについていたディフェンスはパックラインへ戻ります。

チームが常にヘルプポジションにあることとで相手のオフェンスプレイヤーは簡単にパスを回すことができます。

パックラインディフェンスはボールマン以外はプレッシャーがなく、下がったゾーン気味のディフェンスということです。

このためパックラインディフェンスでは、選手は我慢してスマートなディフェンスをしなければなりません。

メリット

①ドリブルのドライブを防ぐことができる

4人のディフェンスがパックライン内にいるためその間を抜けるのは難しいです。

 

②バックドアを防ぐ

プリンストンオフェンス等のバックカットを多用する戦術に対して有効です。
ディフェンスが下がっているためバックカットからのゴール下のショットは難しいです。

 

③相手のフィールドゴール率を下げる

チームとして1試合ギャンブルをせずにシュートコンテストをすればシュート確率を背下げることができます。

 

④リバウンドの増加

基本的にはリングの中側をしめているのでリバウンドのとりやすい位置になります。

 

⑤間単に得点できない

ドリブルドライブの際にリングまで行けないとディフェンスは凝縮するため簡単なあわせやゴール下は打つことができません。

 

デメリット

①シューター

シューターがいる場合ヘルプポジションからのクローズアウトを行うことができないと相手チームを乗らせることになります。

②チームルールの徹底

基本的にボールマン以外はパックライン内にいるのですが時にギャンブルをしてスティールを試みたくなります。我慢できなくなるとディフェンスは崩壊します。

 

ポイント

ボールマンディフェンス

ボールを持っているプレイヤーに対してはファールにならない程度にプレッシャーをかけます。
パスカットを狙うディナイをしない分ボールに対してはプレッシャーをかけます。

周りのディフェンスが正しいポジションにいればスタント&リカバーをして助けてくれるので自信を持ってプレッシャーをかけることができるはずです。

 

オフボールのディフェンス

最初にコンセプトでも紹介しましたが、ボールマン以外の4人のプレイヤーは正しいギャップ/ヘルプポジションでパックライン内にいなければならりません。
ポジションは常にボールー自分ーマークマンのギャップになります。

クローズアウト

ボールマン以外はパックライン内にいるのでバールマンがパスをした場合ほぼ全てのシュチュエーションでクローズアウトがおきます。

クローズアウトのポイントは

①手を高くあげシュートを簡単に打たせない

②ハーキーをしてドライブにも備える

③ベースライン側にドライブされるとヘルプが少ないので人の多いミドルに方向付けする

ポストディフェンス

ポストの守り方はコーチによって様々ですのであくまで参考までにしてください。

ポストに入る前

ポストにボールが入ることはまず防ぎたい場合上から3/4ディナイで守る。

フルフロントでつくと簡単亜ゴール下につながるのでボールの位置がフリー0ースローラインよりも下にある場合以外は3/4ディナイで守ります。

ポストに入った場合

基本的にペイントエリアはダブルチームなので迷わず向かわせます。

U15コーチとして

傾向

やはり2019年ヴァージニア大学(NCAA優勝)が使用していたこともあり、日本でも少し広まったパックラインディフェンスは使用しているチームもちらほらと見かけます。

日本は現在U15カテゴリーはマンツーマンディフェンスのみでゾーンディフェンスができないため、ゾーンぽいマンツーマンディフェンスとして今後も広がっていくかもしれません。

メリット
ディフェンス
・チームで守るので個人能力差があるチームでも対等に戦える可能性がある
・クローズアウトの回数がノーミドルディフェンスよりはるかに多いのでクローズアウトの習得に良い

 

オフェンス
・狭いエリアをこじ開けてフィニッシュする良い練習になる
・外角のシュートが打ちやすいため3Pの重要性に気づきやすい
デメリット
ディフェンス                                  1on1というよりはチームの助けが占める割合が大きいため個の守る力は伸ばしづらい
オフェンス                                    パスが回しやすいのでボールを受ける技術は伸ばしづらい

まとめ

パックラインディフェンスの基本的なコンセプトは理解していただけたでしょうか?
チームとして守ることが意識強いので日本人向けとしては良いかもしれません。

動画でも是非見てください。

Tony Bennett's pack line defense complete guide

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

コメント

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