【バスケコーチ】コミュニケーション!!をうまくする3ステップ

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コーチ
この記事の内容
コミュニケーションとは何か
目指したいコミュニケーションの形

こんにちは。清水太一です。

よくコーチがコミュニケーションを取ろう!とかプロの選手インタビューでもコミュニケーションをとって改善していきたいですとかいいますよね?

ではその「コミュニケーション」とはなんですか?

「コミュニケーション」という単語が指す意味を理解することで違うレベルでのプレーにつながります。

では早速学んでいきましょう。

コミュニケーションとは何か

コミュニケーションとは

1 社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと。言語・文字・身振りなどを媒介として行われる。「―をもつ」「―の欠如」

2 動物どうしの間で行われる、身振りや音声などによる情報伝達。

[補説]「コミュニケーション」は、情報の伝達、連絡、通信の意だけではなく、意思の疎通、心の通い合いという意でも使われる。「親子の―を取る」は親が子に一方的に話すのではなく、親子が互いに理解し合うことであろうし、「夫婦の―がない」という場合は、会話が成り立たない、気持ちが通わない関係をいうのであろう。

出典:コミュニケーション | goo辞書

語源は「共通の」「共有する」「分かち合う」といった意味があるそうです。

コミュニケーションと時代背景

多くの保護者は子供にスポーツをやらせるときに、スポーツが上手くなって欲しいでけではなく、何かしらの生きる力(ライフスキル )を身につけて欲しいと願うと思います。

実際にコミュニケーション能力は新卒採用に関するアンケート調査の結果にも現れていますが選考で重視した点は、「コミュニケーション能力」が16年連続で1位だったそうです。

しかし現代はケータイ等のデジタル機器の発展や新型コロナウイルスの影響により、顔と顔を合わせてコミュニケーションを取る機会は明らかに減少していて、コミュニケーションの取り方が下手とも言われます。

バスケットボールは団体種目である以上コミュニケーションが必要ですが、やはり現場で子どもたちと関わっているとコミュニケーションがうまく取れていないなあと思う時は多々あります。

コミュニケーションを取る意味は?

結論としては正しいコミュニケーションが取れれば競技力が上がります

ビジネスだと
自分の考えをわかりやすく相手に伝えて納得してもらう→相手に思い通りに動いてもらう→より早く確実に成果を上げることができる
バスケで逆から考えてみると
チームが勝つためには→チームとしてまとまる→お互いを理解する→コミュニケーション

コミュニケーション =パフォーマンスが上がる

バスケットボールのチームに属していればコミュニケーションを取る場面はたくさんあります。

例えば

コーチと選手
選手同士(先輩後輩、同級生)
審判と選手
保護者と選手
この全ての関わる人と共に目的地に向かうことや共有することが必要になります。

それではコミュニケーションとはどのような形があるでしょうか?

コミュニケーションの形

言語型

 普段コミュニケーションと言われたら言葉のやりとりがイメージに浮かぶと思います。

こんな感じ

https://twitter.com/hoopdreamsbball/status/1292939763503083520?s=21
非言語型

サイン、アイコンタクト、ハイタッチ、指差し、表情

こんなコミュニケーションもあります

https://twitter.com/espnnba/status/1352105117240102912?s=21

目指したいコミュニケーションの形

コミュニケーションはよく「言葉のキャッチボール」とも言いますが、これはすごく伝える際にすごく良いなと思っています。

キャッチボールを例にして目指すべきコミュニケーションの取り方を学んでいきましょう。

①投げる

まずキャッチボールは投げないと始まりませんので何かを発信することが必要です。

何かを発信することも必ず認知、判断、実行の先にあるものなのでとても素晴らしいことなのですが、受け取る側に伝わらなければそれはコミュニケーションとはなりません。

バスケットボールでいうと
・ハイタッチをしようとする
・ナイスと言ってみる

パスしたけど、相手が見てなかったり、ファンブルしたりする時もありますから発信だけでもまずは大切です。

セカンドステップへいきましょう!

②キャッチする

キャッチしてくれるとやっとコミュニケーションぽくなりますね。

これは必ずしも同意をするのではなく、相手の思っていることを受け入れるという段階です。

バスケットボールでいうと
・ナイスパスと伝える
・スクリーンに来て欲しいことをジェスチェーで伝える

 

パスがつながりましたね。

日本ではここまでがコミュニケーションとして捉えられていることが多いように感じます。

協調性を持つことももちろん大切ですが、次こそが真のコミュニケーションです。

③投げ返す

ここがラストの課題です。

意見を受け取り、双方での意志の疎通をとることがコミュニケーションです。

ときにはキャッチボールではなくドッヂボールのように厳しい球を投げてしまいますが受け取りやすい球を投げることも必要となります。

バスケットボールでいうと
・スクリーンの対応をアイスと伝える、ユーザーのディフェンスもOKと伝えながら方向付けをする
・いいアシストが起きたらパスをした人に指を刺し、相手もリアクションする
この投げ返すコミュニケーションまで常にできるかと言ったら大人でもできないことはあるとは思いますがこのリアクションを起こすことがコミュニケーションだと思っています。

コーチとして

普段U15カテゴリーに関わっていますがコミュニケーションの質③ができる選手、チームはなかなか少なく感じます。

①年代として自分の主張を恥ずかしいと感じたり、空気を読みすぎてしまう場合もあります。

②逆に人との関係をうまく作れずに自分勝手な主張をしてしまう場合もあります。

キャッチボールでもそうですが遠ければ届かないし、近ければ危なくなります。

適切な距離感はもスキルとして必要です。

 

バスケットボールをやっているとコミュニケーションが取れないことでうまくいかない場面が出てきます。

その瞬間が訪れることが私はコーチをしていて好きな場面です。

思い出話

U15クラブチーム全国大会の準決勝のことでした。

普段はシャイで口下手で本当におとなしく(おとなしいから=コミュニケーションげできないではありません)コミュニケーションもあまり得意ではない選手がいたのですが、その選手が試合中にベンチに座っているメンバーに向かってもっと応援していこう、盛り上げようと言っているのです。

たかがワンシーンでしたが私にとってはすごく感慨深いシーンです。

チームの成功のために自分の意思でチームの意見をコミュニケーションでまとめ、チーム一丸となって戦ったのです。

しかもその年は全国優勝!

成功体験のご褒美までついてきて私にとっても子どもたちにとっても、かけがえのない経験をバスケットにさせてもらったなと思っています。

これこそがバスケットボールが人を育てるを実感した瞬間の一つです。

バスケにはそんなシーンがたくさんあるので面白いと思っています。

まとめ

今回はコミュニケーションはパフォーマンスが上がる+生きていくのに必要なスキルということがわかりました。

スポーツコミュニケーションという分野もまだまだ勉強途中なのでこれを機に深めていきたいと思います。

最後まで見ていただきありがとうございます。

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