「サッカー」とは何か【戦術的ピリオダイゼーション×バスケット】

コーチ

こんにちは。

清水太一です。

最近バスケ界にも戦術的ピリオダイゼーションやゲームモデルといった言葉が出てきましたが一体戦術的ピリオダイゼーションやゲームモデルとは何かとなんでしょうか?

おそらく具体的に答えられる人は多くないと思います。

私も戦術的ピリオダイゼーションとは戦術と期間を混ぜたものかな?ぐらいにしか思ったいませんでした。

 

バスケ界ではスキルなどに焦点を当てた書籍は多いですが、コーチ哲学を紹介したものは少ないですしかしサッカーには指導法やコーチ 哲学の書籍は多くあります。

なので今回はサッカーの本を紹介します。

この本を読めば戦術的ピリオダイゼーションについて理解しすぐに実践できるようようになっています。

著者のプロフィール

 

林舞輝  (ハヤシマイキ)  (著/文)

林 舞輝(奈良クラブ監督) / maiki hayashi

1994年12月11日生まれ。25歳。イギリスの大学でスポーツ科学を専攻し、首席で卒業。在学中、チャールトンfcのアカデミー(u-10)とスクールでコーチ。2017年よりポルト大学スポーツ学部の大学院に進学。同時にポルトガル1部リーグに所属するボアビスタのbチーム(u-22)のアシスタントコーチを務め、主に対戦相手の分析・対策を担当した。モウリーニョが責任者・講師を務めるリスボン大学とポルトガルサッカー協会主催の指導者養成コース「high performance football coaching」でも指導を学ぶ。2019シーズンよりjflに所属する奈良クラブのgmに就任し、2020シーズンからは監督を務める。

本の概要

今回紹介する「サッカー」とは何かは欧州サッカー界を2分した大きなトレーニング理論である戦術的ピリオダイゼーションと構造化トレーニングの2大トレーニングについて紹介している本になります。

両方ともになんだそれはと思う方もいるかもしれませんが

戦術的ピリオダイゼーションはジョゼ・モウリーニョ
構造化トレーニングはペップ・グラディオラ

というサッカーを詳しく知らなくても聞いたことのある著名なコーチがそれぞれのトレーニング方法を用いて、世界の頂点位立つことで理論方正しいと証明したものです。

 

戦術的ピリオダイゼーション

戦術的ピリオダイゼーションとは何か

「戦術的ピリオダイゼーションとは、サッカーにおける2つの最も重要な概念のコンビネーションである。戦術=チームの意思決定と、ピリオダイゼーション=ベストコンディションを引き出すための期分け法。この2つの融合だ」

ゲームモデル

戦術的ピリオダイゼーションを知るにはまずゲームモデル の概念を理解する必要があります。

ゲームモデルとは、選手がいかなる状況、いかなる瞬間でも勢員が同じようにその状況を解決するための模型のこと。

よくバスケのインタビューでも「自分たちのバスケができてよかった」と答えている選手がいると思いますがゲームモデルは「自分たちのバスケ」に近いものがあります。

しかし「自分たちのバスケ」とゲームモデル とは少し違います。

 

よくあるのは「堅守速攻」でしょうか?

よく考えてみてください。

バスケはこれだけで勝てるでしょうか?

 

本書では不動産屋で例えて具体的な説明がありました。

あなたが不動産屋でお客さんが来たら

「どんな家に住みたいのか」=自分たちのバスケだけでは住みたい家はわからないですよね?

他にも

「どの辺に住むのか」=地域
「どんな人と住むのか」=選手
「家を探す目的は何か」=目標

などなど

様々な要素を考えずに「自分たちのバスケ」に注視することは理想だけで現実が見えていないと言えます。

 

プレー原則とは

選手がゲームモデル を理解し表現するために、よりクリアでわかりやすいコンセプトとして噛み砕いたものが「プレー原則」である。

バスケでいうと

オフェンス

ディフェンス

トランジションオフェンス

トランジションディフェンス

 

の4つの局面からさらに主原則、準原則、準々原則と枝分かれしていきます。

 

プレー原則の説明の際に私は本にも紹介されている疑問が生まれました。

 

それはプレー原則に頼ることは創造性に欠けるのではないかということです。

しかしここでもわかりやすい具体例があります。

 

料理コンテストで「なんでも良いから最高のものを作れ」「材料費3000円以内、必ず海老と旬の野菜を使うこと。なおかつ、甘口の白ワインに合う料理」どちらが想像力が湧くかと。

あくまでプレー原則はゲームモデルの中で選手たちが創造力をチームに合った形で引き出す「キッカケ」であるということでした。

 

戦術的ピリオダイゼーションではサッカーを「断続的な判断と意思決定が求められるスポーツ」だと捉えている。

その判断と意思決定を支えるのが戦術であり、それを向上させるのがサッカーのトレーニングの本質であると考えた。またサッカーでは限りなく速い判断を求められることから、無意識まで落とし込むことこそサッカーのトレーニングの本質と突き止めた。

これはバスケットボールも同じであり、試合に近い状況の練習での経験値が多ければ、選手も慣れた状況なのでより速く効率的にプレーができると思いました。

 

戦術的ピリオダイゼーションの章ではトレーニングの7つの法則やピリオダイゼーション、モルフォサイクルもとても面白いですが、 ここでは省略します。

構造化トレーニングについては次の投稿で紹介したいと思います。

まとめ

本書の良さはとにかくわかりやすいところで林さんはイギリスの大学で首席卒業をしているほどの頭の良い方なので難しいことを言おうと思えば言えるはずなのに、こちらに歩み寄ったわかりやすい図解や比喩を混ぜながら戦術的ピリオダイゼーションと構造化トレーニングを紹介してもらえました。

著者も触れていますがこの理論が正しいとかではなく、知っていて好きか嫌いか選べば良いという点にはすごく共感できました。

今回は大雑把に戦術的ピリオダイゼーションと構造化トレーニングについて紹介しましたがしっかりと理解するには本を読むことを強くお勧めします!

サッカーもバスケも奥が深い…

皆様もぜひ読んでみてください。

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