見えないものを見る【生存者バイアスから学ぶバスケットボール】

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コーチ
記事の内容
・生存者バイアスとは
・バスケットボール×生存者バイアス

 

インターネットなどの発達に伴い、現代社会は多くの情報に溢れています。

バスケットボールにおいても20年ほど前はライブで試合など見れず、ビデオを買ったり月に一回のHOOPやダンクショットを見て情報を手に入れる程度でした。

 

しかし情報が多く手に入る世の中になったからこそ、得た情報を正しいのか「錯覚」や「裏」がないのかを見極める必要があります。

 

それを理解しないと全く違う理解をしてしまいます。

生存者バイアスとは

生存者バイアスという言葉を聞いたことはありますか?

生存者バイアスとは

特定の事象について、失敗者や不利益を受けた人を考慮に入れず、成功者(生存者)だけを見て評価を下すことを指しています。

 

例)スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグらが大学を中退しているから、自分も中退して億万長者になれる

世界でもトップクラスの企業の創業者を見ると何人か大学を中退した人が出てきます。

その代表はスティーブ・ジョブス(Apple)、ビル・ゲイツ(マイクロソフト)、マーク・ザッカーバーグ(フェイスブック)などでしょう。

しかし「中退しても頑張るから成功」ではありません。

中退してもいまくいかなかった例も無数にあるのです。

成功するのに学位は関係のないものとするのは生存的バイアスと言えます。

 

バスケットボール✖︎生存者バイアス

それではバスケットボール界はどうでしょうか?

 

よくビデオに出てくる〇〇大会優勝監督の指導法とかありますよね?

もちろんこういった謳い文句の方が買いたいと思ってしまうし、実際売れるのはたしかです。

(私も買います笑)

 

しかしその情報が正しいものなのか判断できていますか?

・指導法が良かったから勝った

・勝ったから指導法が良かった

どちらでしょうか?

 

近年は有名NBA選手がやっているスキルトレーニングという練習が日本では流行していますが果たしてスキルトレーニングをすればNBA選手になれるのでしょうか?

 

NBA選手になるのにはスキルトレーニングが必要性はあるかもしれませんが、スキルトレーニングが私たちをNBA選手にはしてくれません。

むしろスキルトレーニングをしていてもNBA選手に慣れてない数の方が多いのです。

 

まとめ

生存者バイアスがあるということを認識することがまず必要なことだと思います。

なぜなら全ての意見がバイアスのかかったものだからです。

この記事もバイアスがかかっています。

 

それを理解した上で、何が前提なのか、その情報源に書かれていなくても考えたり疑ったりする癖が必要です。

良い指導法、練習法があったときに「本当なのか?」「なぜなんだろうか?」と考えることが基本だと思います。

これは私も普段から実践したいきたいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございまいした。

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